2011年11月11日金曜日

SEB/水沢岳〜鎌尾根〜鎌ケ岳をかける!

 鈴鹿の山々の中でもっともアルペンムード一杯、鈴鹿の「槍」ともいわれる鎌ケ岳。その威風堂々としたピラミッドピークは秋の紅葉深まる中、登山者をあざ笑うかのように天に向かってそびえ立つ。。経験、体力が要求される水沢岳〜鎌尾根縦走は鋭く尖った鎌ケ岳の山容を見ながらの登頂なので、鈴鹿の山を登りだしたら誰もが体力のあるうちに一度は挑戦してみたいと思うコースなのだ。我がSEB(山岳宴会部)も二年前の仙ケ岳〜犬返しの険/縦走以来の健脚者むけ鈴鹿☆☆☆コースである。今回、西田、阪両隊員は仕事で無念の棄権であったが、残る松井隊長、森、加藤、福本の精鋭?4人で鎌尾根から鎌ケ岳のピラミッドピークを挑む事になった。
西やん、阪、きみたちの山魂は俺達が頂上まで必ず持っていくぜ!!


な〜〜んちゃって、な〜〜んちゃって、いってきたよ〜ん、な〜のだ!
11/3(木曜、文化の日)
     SEB(山岳宴会部)
メンバー
松井ひろし隊長・こういっちゃん・ふくちゃん・とよ(ボク)の4人


6:50に登山口に入り、最初は緩やかな道をヨイヨイ登っていたが、1.5時間程過ぎた水沢峠〜水沢岳の連続急登でメンバーの表情から笑顔が消え、見苦しいほど悲しく、情けない表情で「しんどい、、もう死ぬぅ〜」「あか〜ん、きつ過ぎちゃうん?」などと根を上げた言葉を繰り返すようになりだした。
が、水沢岳から迫力の鎌ケ岳が見え、少し楽な尾根縦走になると元気がもどりジョークなどもこぼれだした。




手前が鎌尾根、右奥は鎌ケ岳




水沢岳から鎌尾根にかけては大きなガレ、ザレなどの危険個所もあったが、慎重に進めば
さほど難しくも無く、「きのこ岩」をひょこひょこ登り、「カニのヨコバイ」を難なくトラバースし、意外なほど楽に紅葉を楽しんで鎌ケ岳山頂直下に着いた。
ふくちゃんはどんな岩でも、
お決まりのスタンディングポーズ。。
「感覚おかしいんちゃう?」




お〜〜〜!!垂直やん!!」
鎌ケ岳直下のガレに一同声を上げる!!
恐ろしいほどのガレ!
もちろん、ここは登りましぇん!!
11:00分山頂!約4時間。。疲れてはいるが、今からが本題である。
一面の紅葉を楽しみながらの乾杯なのだ!
さっそく頂上から昼食がとれそうなテラスを見つけ楽しいミニ宴会にとりかかる。
宴会にはもってこいの絶景のテラス。
みんな
おかしいくらい腹が空いているのだよ〜ん!
なぜあなたは山に登るのですか?
そこに山があるからです。昔、偉大な登山家のマロリーの名言がある。


SEBの皆さん、なぜあなたがたは山に登るのですか?
山での乾杯のためなのだよ〜〜ん!ぼくちゃんたち全員!絶対にそれ以外ありえないよ〜ん!でしょう?
この瞬間のためにSEBは山に登るのだ。
ビールで乾杯、冷たいビールが胃に落ちてゆく。。。「んが〜〜〜!」おもわず言葉にならないうめき声をあげてしまう。各自手際よく食べ物を料理しだす。ここからがSEB(山岳宴会部)の本領発揮なのだ。
ウシシシシ!
スパムに豚キムチ、鴨肉、チーズ、ピクルス、トマト、やきとり、ラーメン。。
ビール、シェリー酒、日本酒。。
ウシシシシ!
空腹と疲労の顔が一転、いつもの居酒屋などでのゴキゲン顔に変わるのです。




山で食べると何でもうまい!
マジに美味いのだ!






お客さん、もう焼けまっせ!
やきとりオヤジ出現!
やきとり屋のオヤジ化したこうちゃんは、これでもかというほど焼き鳥を焼きまくる!


ラーメンが出来るたびにまわし食いする。
美味そうに食べる松井宏隊長、後方でこうちゃんが
これでもかの3杯目のラーメンをつくる。。
が、さらにこの後、松井隊長が4杯目の駄目押しラーメンをつくり、
ラーメン地獄になった。。


ワンカップをまわし飲む!


2時間ほどの長く楽しい昼食を終え、下りは微妙なヒザ痛にみんな恐れつつも、カズラ谷道を一気に一時間半ほどで下山。





鎌ケ岳から見る右側が御在所岳、
左側は雨乞岳 

ほ〜んと、いい山行きやったなぁ!
西やん、阪ちゃん次回は行こね〜〜!
他にもSEBと一緒に山行きしたい方は大歓迎どす。一緒に行きましょね!