2011年6月20日月曜日

ふら、ふら、ふらっと自転車で・・

日、当初は関の楽まで行く予定だったのだが、午前に予定が入いったので関はあきらめ、昼前からあてなく自転車でとりあえず山の方にむかった。
予報では15時頃から雨だったが、空を見ると「まだまだ雨は降らさないわよん」と白い雲はまだ高いところに浮かんでいた。「日差し、風、共に弱し!絶好のサイクリング日和やん!」
進行方向の鈴鹿山脈を見ているうちに
(よし、とりあえずあそこの近くまで行こう!、友人のバルタン君は毎日90Km近く走ってるんやで、こんなんしれてるんちゃうか・・)よしっ!すこ〜し、気合いが入った。
なるべく上り坂を避けていたのだが、菰野から大安へさしかかる頃には坂道も増え出し、じわじわ太ももに疲れを感じ出してきた。そして、空腹でもある。
そんなときにグッドタイミングで視界に飛び込んだランチの文字。
迷わず自転車を止め店に入った。



小さいがウッディーで落ち着けそうな静かなお店である。
店内のお客さんはボクだけであった。
汗をふきふき一番奥の席に座りハンバーグの赤ワイン煮定食¥800とビールを注文する。
しばらくしてビールと料理が来た!!ハンバーグは肉厚!


ハンバーグを一口放り込むとジューシーでワインのきいた大人の味が口中に広がる!
その時、急激な味覚攻撃にアゴのリンパに衝撃が走った!
「うっ、リ、リンパ線が・・うっ、空腹時においしいものを急に食べた時に広がるリンパ痛じゃ!!」
訳のわからぬ事をつぶやきながらビールをグイっと飲む!
種類多く、安いね!


「う、うまい!!し、幸せなのだ〜!この瞬間、今ボクは誰よりも幸せなのだ〜!」
居心地のいいその店には小一時間程いたのだが、曇り空も気になり
名残惜しかったが、また山に向かうことにした。
以前お祭り山車の天幕を納めた大安の水神祭の神社と池を発見。
近くに宇賀渓の文字を見つけようやく目的地が決まる。
「新しく出来た石榑峠のトンネルまで行こう!」
またまた気合いがはいったが、耐えがたい坂道の連続になる。。
「とよちゃん!む〜り、むり、絶対に無理!おまえにはこの坂道む〜り!48歳ではむ〜り!もう帰ろうや。。休んでいいぜ〜。。」
耳元で悪魔の声がする。。
「もう少しがんばれ!もう少し!くじけちゃだめだよ!」
天使の声。。
「もう、くじけろ〜!くじけろ!む、ふふふふふ、、くじけろ〜」悪魔。。
「だめだ!負けちゃだめだ!」天使
「え〜やないか・・やめてしまえ〜ほ〜ら。。楽になるぞ〜」と悪魔。。
え〜い、どっちもうるへ〜〜ぜいぜい!(汗)
くだらない葛藤のなか雨がぽつぽつあたり出した。
しんどい坂道、
そのうえ、
雨までも降り出したのだ。
結局、あっけなく宇賀渓キャンプ場、登山口でくじけてしまった。。。
雨には素直に負けるのだ。
マイナスイオンな〜のだ〜!
宇賀渓の登山口付近はひんやりした空気と新緑の匂いが気持ちいい!
買ったばかりのミネラルウォーターをグビグビ・・
ほてった体に冷たいのがしみていく・・
最高やん、トンネルまでは無理やったけど、これでもええかんじやん!
ポツポツ降り出した雨粒が肉眼ではっきり見え出してきた。
「山の天気を甘くみたらあかん!」
見る見る服が濡れ出した。「退却な〜のだ!」
山の下り道は速い!とてつもなく速い!怖いくらい速い!
ペダルをこぐにも、スピードが出すぎているので空回りする・・
結局、宇賀渓キャンプ場から306号線までこがずに下った。
雨も少し下れば止みかけてきたので、温泉に入るべく、しばらく湯の山を目指すが、
また雨が降り出す。レインウエアを着ようとおもったがむし暑く、
「このまま一気に四日市まで帰ろう!自転車を家に置いて、アサヒビアケラーに行こう!
ビール!ビール!ビール!
           わっせ!わっせ!わっせ!
四日市まではぎりぎり降られず帰ることができた。
シャワーに入り時計を見れば15:30!
  カミサンは日帰り旅行に行っている。
        さあ!アサヒビアケラーに行こう!
アサヒビアケラーは17:00までは生ビールが半額なのだ!!
ビアケラーのビールは
ウマすぎちゃうん!!


チーズポテトをアテに黒ビール、ハーフ&ハーフ、ウイスキーロックをを勢いで飲んでしまった。。
満足、満足なのじゃ。




          ふら、ふら、ふらっと自転車で・・

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