2010年6月15日火曜日

SEB山行き・御在所(裏道〜中道)




先日からSEB(山岳宴会部・S-山岳・E-宴会・B-部)隊長の松井さんと
日曜にどこの山に登るか飲むたびに熱い議論?をしてたのですが、
恐ろしい山ビルの少ない山に行こうということで御在所になりました。
(鈴鹿の山はこの時期からはは山ビルが多くなりまして、
登山者が来るのを腹を空かせてじっと待っているのです。SEBでも被害者多発!)

天気予報は雨の確率
午前0時〜6時 20% 
6時〜12時 70%
12時以降 90%
雨天を覚悟でなんと4時起床、6時前には鈴鹿スカイライン裏道近くの駐車場到着!

今回のメンバー 松井隊長・ふくちゃん・ボク(とよ)3人
西やん、こうちゃん、さか他は今回欠席

SEBとしては去年の「仙が岳〜犬返しの険」以来久しぶりの山行きなので、
ひそかにおやじ3人は膝や関節の痛みを恐れつつも中途半端なストレッチをして、
さあ、いざ行かん!と気合いを入れたところに、ふと視界に入ったふくちゃんの靴・・!
「何それ?靴?足袋?・・す、素足、ほ、骨?」
ふくちゃんは五本指靴下の様な奇妙な白い靴?で挑戦です。
(一見、ガイコツの足に見えて妙に気持ち悪い)

6時・裏道登山口
登山道はガスっていて視界50M程・・
以前の裏道は子供でも楽に登れるコースだったのですが2年程前の三重北部を襲った
集中豪雨で山林がながされ、大きな岩と流木の河原になってしまいました。
自然は恐ろしい!!以前の風景がまったく無い・・
藤内小屋も復旧はしてますが、傷跡がリアルに残って痛ましい!
「頑張れ、藤内小屋!!」

ごつごつした岩の上をふくちゃんはガイコツシューズでペタペタと調子よく進んで行きます。
(後から見ているとガスって視界の悪い中に彼の奇妙な靴だけがやたら目に入る・・)
兎の耳を越したあたりからようやく以前の道になった。
山林が無くなったので、晴れていれば藤内壁がきれいに見えるんやろなぁ・・う〜残念!
7時半 国見峠
7時50分9合目(ロープウェイのりば付近)
8時山頂(早っ!地図の予定時間より50分早い)
SEB始まって以来の早朝での登頂!ロープウェイもまだ動いていないので人がどこにもいない!
いつもならここで恒例の祝杯・宴会だが、ちょっと前から小雨が降り出したのでとりあえず下山、
おにぎりを立ち食いしながら8時30分-中道登山口へ!

中道は「血わき肉踊る?」岩の多いアグレッシブなコースで、ガスと小雨で悪い視界の中から
次々と巨石たちが我々を迎えてくれました。(見よ!SEB!おやじでも金!宴会だけちがいまっせ!どこでも行くでぇ!)
途中ようやく熟年夫婦登山者と出会う。すれ違いざまそのご主人の視線がふくちゃんのあの奇妙な靴に・・
「そ、それ?た、足袋ですか?」「素足です」隊長の冗談(大笑)
「変わった足袋ですなぁ・・」夫婦は何度もふくちゃんの足元を気にしていました。
ふくちゃんの(ガイコツシューズ)白い靴は土などの汚れで肌色に変色、ぱっと見た感じが素足に見えるのです。
その後もすれ違う登山者はさわやかなあいさつの後、驚きの視線(ギョッ!この人素足??)が必ず彼の足元へ・・

痛み出した膝の痛み(3人共)我慢しつつ迂回路からまた裏道の河原
ここでようやく大休止小雨は降ってるけど木の下は全然大丈夫!いつもの宴会の始まりです。
松井隊長の特製スープ(めっちゃ辛いがコクがある)を頂き、ビールで乾杯!
腹減った〜!!
この瞬間がたまりまへんなぁ〜
最後は3人グリーンホテルで温泉に・・(やっぱ山の後は温泉だね!)
この日東海地方は梅雨入りしましたがぎりぎりの山行き成功に◎!