そこで、ボクも試みたのだ！
高くとぶ！
もっとたかく！もっとぅ〜！
より高くとんでまずは国体、そしてオリンピック。。
あっ、間違えた。。たかくではなく、からくだった。
そうなのだ！今までより辛く！
そして勇者の称号を我が手に入れるのだ！！（誰にもらうねんな？？）
もともと辛いものは好きな方だが、激辛ファイターの様に何にでも一味唐辛子みだれかけなどしない。
考えた。。焼き肉屋のおやじさんなどは時々青唐辛子をうまそうにかじっているが、
ボクには危険すぎる。。
鷹の爪にしようか？？いや、それはあかん。。鷹の爪を食べていくのも数日できっとストレスでおかしくなりそうなので、やめよう。。
カレーにしよう！
ホイホイホイホイ！ええ考えや！！
Coco壱のカレーを通常食べる3〜4辛からどこまで食べれるのか？
そして10辛を食べた暁に勇者になるのだ。
（知り合いの遁所さんは以前はいつも10辛、今は美味しく食べたいので8辛だそうだ。。
これは人間ちがいますね。。）
ボクなりの厳しく渋いルールを決めた。
「食べ終わるまで決して水は飲まん。福神漬も食わん。。」
「お〜〜これだ！！これなのだ！！」
自分で決めた勇気あるルールに感動で胸が熱くなった。。（アホか。。）
11月某日 まずはポークカレー5辛
数口食べた後ツンツンした辛さがじわ〜っと効いてきた。
中々の好敵である。。
しかし、まあいつも4辛なので5辛は美味しく食べれた。
「むふふふ、口ほどにもない5辛め！とてもおいしく食べてやったぞ！」
12月28日 ヒレカツカレー7辛
注文時に店員さんの目が少し光ったようにみえた。
今からくるあいつ（7辛）にボクも辛さグラフを見つめながら闘志を燃やした。
ひょっとしたらこの感覚は宮本武蔵でいうところの吉岡一門と戦い。。くらいの場面ではなかろうか？。。と、言う事は10辛が佐々木小次郎。。それならば我、本日の勝負必勝なり！
「ヒレカツカレー7辛で〜す。ごゆっくりど〜ぞ♡」
吉岡一門（7辛）運ばれてきた。店員さんはさりげなく置いたが、ごゆっくりの言葉にはどことなく、「食べれるもなら、食べてみな！ただし水なしでな。。」といじわるげな響きがあるように感じた。（ほんまか？）
静寂に近い静かなBGMの流れる中、一口食べてみた。そして二口。。辛さは熱さと共に二口目に襲ってきた。ボクも7辛の辛さに負けじと更に口へ入れる。7辛も「ほ〜ら、ほ〜ら、辛いだろ〜！唇が痛いだろ〜！唇とれそうだろ〜！」敵も手ごわい！好敵手を相手に半分を食べたあたりから、ボクの感覚に変化が起きた。
「7辛、美味い。。。」辛さの中に美味さを見つけたのだ。
「これは勝てるかも。。」
そして勝ったのだ。
完食した。7辛は辛かったがうまかった。
冷水を飲みながら勝負を振り返っていて大きな失敗に気付いた。ボクはあまかったのだ。
それはヒレカツカレーにしたことだった。今おもうと辛くなった時にはカツを食べていたかもしれない。。。そして、改めて好敵手7辛を心からたたえた。
「7辛よ、きみは充分辛かった。カツがなければきみには負けていたかもしれない、次回もし8辛以上の相手,そして佐々木小次郎（10辛）との勝負にはポークカレーで挑む事にするぜ！」
2012年はいよいよ10辛にむけ頑張るのだ！
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