SEB(山岳宴会部)/4Day maerketとそのお友達の野外忘年会
★「ふくちゃん単独一泊山行き達成記念・寒中野外忘年会!」(淋しくて、淋しくてテントで泣いちゃったかも)
18日4時過ぎ頃怪げに漂う黒い雲の下、冷たい小雨混じりの石水渓に先発隊の僕たち、
西やん、げんさん、ぼく、稲ちゃん、ヤッシーは到着した。
この日のヤッシーは顔色悪く、マスク姿で風邪を押しての参加です!(ヤッシーは既に声が枯れている・・この寒さは命にかかわるぞ・・)
僕たちの到着時には、更に先に到着していた、たけちゅんと三好さんが
焚き火をつくって出迎えてくれた。
まずは先発隊で段取りしつつも宴会は始まってゆくが、 風邪気味ヤッシー(奥)は達磨さんの様に 動けない・・(お気の毒) |
鍋もじわじわとじわじわと、 楽しい?夜を待つのです。 |
小雨の降る中、
誰かが「何か小雨降っとるなぁ・・」
そして他の誰かが「気のせい、気のせい・・!」
「少し雨降ってますねぇ・・」
「気のせい!気のせい!、それは汗やっ!」
(どの上着も小雨の水滴がついている・・)
みんな今の雨を認めたくないようだ!
まずはビールを飲んだが寒いので、すぐにヤカンに日本酒を入れ
熱燗に変わる・
闇鍋の準備をしつつ、焼き鳥、ホルモンを食べ熱燗をぐびっ!!
(最高ですなぁ!この感じ!ん〜マンダム)
辺りが闇に包まれてきた頃小雨も止み星が光りだし、
自称晴れ男!痛風大関のこうちゃん登場
(まだ治らない右腕痛風の腫れがとても痛々しいのだが、さすが
ミスター大酒飲み!晴れ男と違って、腫れ男か?)
8時頃こうちゃんに続き、ふくちゃん親子、阪ちゃんが来る。
みんなの視線がふくちゃんの足元に!
は、裸足!!「どんな足や!ジャングル土着民かコイサンマンか?(古!)」
ふくちゃん登山と仕事以外はほぼ裸足なのだが、
今宵この極寒の山中もやはり、素足にビーサンであった。
ゆ、指がはみ出てる・・ |
本日の鍋は
●みんなで作る(勝手にほおり込む)味噌仕立てのちゃんこ鍋
●西やんの特製鍋
を2本柱に、スペアリブ、関平の豚足、豚バラかたまり、ホルモン、豚串、焼き鳥、
その他沢山の食材が「食べて、食べて」といわんばかりに、網などに次々現れるのだ。
たけちゅんと豚バラ塊 |
第一段!味噌鍋じゃ! |
薪が少なくなって寒くなりかけたが、
あきらくんが薪を運んでくれて、炎が復活!!
西ヤン鍋づくりに奮闘! |
新しい食材がみんなの前に現れるたびに
「お〜〜!!」「すげ〜!」「キャ〜!」
「うっひっひっ!」「きゃ〜」
音声だけならちょっとあぶない光景が想像される・・
げんさんもいい感じに酔っぱらう・・ |
燃えろ!ナベゴン! |
これは、燃えよドラゴン |
風は無いので焚き火の近くは暖かいが、少し離れると冷たい空気に身体も震えるのです。
みんなの会話の息が白すぎる!!
息を吐くと約50cmほど跡が見える。映画エクソシストの悪魔払い場面のメリン神父とカラス牧師の会話のようだ・・・
お、俺かい?(メリン神父さん) |
これは極寒の中の天国であった。
熱いスープが口から食道を落ちていく瞬間は誰も虚ろな瞳を星空に向け、
「あ〜〜っ!」「あぅ〜〜う!」「お〜〜っ!」
「まいったぁ〜〜!」「ん〜〜〜ま〜〜っい〜〜っ」
言葉にならない感動の唸り声をあげる!!
まさに天国、一口入れた瞬間、まるで「マッチ売りの少女」が
小さい火の向こうに暖かで幸せだった思い出を見るような・・
極寒の中、「遠〜くに連れていってくれる」ような豊かなスープである。
マッチの火はついては消えていくが、このスープは飲んでは胃にたまってゆく〜
(恐ろしや・・さらにデブになる・・)
風邪気味で動けない100Kg超のMr.成人病ヤッシーもうっとり飲み続けている・・
絶品!天国に連れていってくれる テールスープ |
寒さに負けるな!!みんな酒を飲め!!
何度も意味のない乾杯を繰り返す!!
飲むのを止めたら死ぬぞ!飲むのだ!寝るな!
寝るな!
寝るな!
死んでまうぞぉ〜〜!
極寒の中たけちゅんが寝てしまった・・ |
体感温度は確実に氷点下か??
本日この地方の最低気温は1℃なので、ここは山だから
かなりの冷え込みになっているようだ・・
寒さの中ふと足元に目を移せば、ふくちゃんの裸足が寒々と・・土の上に目立って主張している!!
(足の指が地べたに飛び出ているぞ!!ほんまにええんか?凍傷になるぞ!)
この後彼はどこかで何かをふんずけてその足が流血!血だらけの足を見てまわりの者は
絶叫した。(本人はたいして気にはしてなかったが)
超違和感、相変わらず指がはみでている・・ |
フクちゃんコレクション!
ふくちゃんが持ち込んだ 悪魔の酒 ZUBROWKA |
ふくちゃんの名が入った、 特注の酒 |
煙草を吸わないふくちゃん、 ひそかに葉巻は吸うのだ! ぼくらもひそかに・・ |
松井隊長と愛犬リキも登場し、更に宴は盛り上がる。
闇鍋の中には、肉、魚、ぎょうざ、豚足やら色々投入され多いに盛り上がる!
そしてテールスープでまた、ウナる、唸る、唸る!
こうちゃんとぼくもめっちゃ酔ってます。
至福です〜
私服めっちゃ着てます!
あきらくんが持ってきてくれた一晩はもつとおもわれた薪を
酔った三好っさんが一気に燃やしてしまい、
周りに寒さが襲い出した!!
「さ、寒っ!た、薪をさがすのだ〜死ぬぞぉ〜」
いい感じですなぁ |
何人かで乾いた木を集めて焚き火が復活!
焚き火を囲んで、また飲み出す!
楽しい夜も2時から3時頃になると、テントや車に一人、また一人、
寝に消えていった。
楽しい夜の終わりである。
長時間飲んだが、寒さのせいかしっかりしてるるが不思議なのだ。
次の朝、猛烈な尿意で不覚にも6時に目覚めると、
げんさんがすでに震えながら、小さな焚き火をしていた・・
(山の朝は想像を絶するほど寒いのです!!!)
仙ヶ岳の前峰、鬼ヶ牙に朝日があたる!ヤッホ〜、ヤッホ〜♪
心が清らかになる〜ヤッホ〜♪〜
「お〜美しい!Take my breath away♪♪ by トップガン」
目覚めた人から朝飯の準備をする 昨晩は楽しかったなぁ〜 |
帰りに西やん、ぼく、そして下の写真のメンバーで
近くの温泉で疲れをとった
こんどは新年会か?
初山行きか?