行ってきました!北アルプス南部
10/2〜3メンバー(60歳長老グループ)藤田さん・飯場さん・平松さん
(40歳グループ)杉もっちゃん・ふくちゃん「SEB」・ボク「SEB」計6人
9/30までこの西穂高行きは40代3人だけテント泊の予定でったのだが天気予報は2日目が雨になるとの事で急きょ山小屋泊に変更した。(テント泊は1泊¥500、山小屋は食事付¥9,000・・テント泊用の食事気合い入れてたくさん買っていたのでショックですわぁ!)
コース(注・予定では!)
コース(注・予定では!)
新穂高ロープウェイ下り口〜西穂高山荘〜西穂道標(2,701m)〜西穂高(2,908m)
10/1〜2の日付の変わる頃に四日市を出発したので、新穂高の駐車場に2日の5時過ぎ到着!
ロープウェイは8時運転開始だが、混雑必至という事で
重いザックを背負い取り急ぎロープウェイ乗り場へ..・・しかし、乗り場は我々一番乗りで
人っ子ひとり無し・・
「ホントに混雑するぅん?誰もまだおらんし・・これならちょっと寝れたんちゃうん・・」
ロープウェイ始発時間までまだ2時間・・退屈じゃ!
とりあえず福ちゃんとザックからバーナーを出し、肉を炒める。
肉をつまみにビールをブシュッ!「今回、松井隊長達はいなくともここはやっぱりSEB!」
福ちゃん、杉もっちゃん、ボクと待ち時間にビール2本づつ飲む。
睡眠時間無しの、どうぞ、こうぞ2時間も過ぎ、
いよいよ新穂高ロープウェイに!
乗り場のザック計量でボクが19k,福ちゃん17k,杉もっちゃん16k、「山小屋泊にこの重量は睡眠不足の身体にはちょっときついかもしれんなぁ・・」
(ちなみに3人とも重いザックの中はほとんど飲食物なのだ!)
天気は快晴!ロープウェイが下り口に近づくにつれ風景が一転、写真で見た事のある北アルプス名山達が
我々の視界に飛び込んできた。
「お〜笠ケ岳が真横に、しかも目線にある!お〜っ!焼岳!向こうに見えるあの尖った山頂は槍ケ岳!目前には穂高連峰、そしてジャンダルム!圧倒される!oh !take my breath away!誰やねん、おっ、欧米か?」
「ん〜〜!めっちゃ血沸き、肉踊るぅでぇっ!!」
9:00 登山口・長老組を先頭にゆっくりとしたペースで登山開始
登山口から西穂高山荘までは起伏の少ない初心者コースなのだが、寝ていない上に荷物が重い!顔は笑って腹で泣くとはこの事か・・きつっ!
11:00長老組のペースでようやく1時間半のコースを2時間かけ山荘到着
「腹減った!さあメシじゃ!」ビールで乾杯をして、福ちゃんはすばやく干物を炙り、ウイスキーのペリエ割り!「よっ、大統領!」「誰がオバマやねん!」
ボクは定番のマルシンハンバーグに超あらびきソーセージを炒める・・杉もっちゃんはフリーズドライの釜飯(これは美味かった)に紹興酒、なんと最年長の平松さん(67歳後半)はウイスキーボトルままに自分で作ったレモン酒につまみたくさん!「SEB(山岳宴会部)もびっくり!」やはり、つかのまのこの時間は最高である!したたか酔い(プラス睡魔が・・)、腹もふくれ(プラス睡魔が・・)、
13時頃ようやく重い腰をあげ、小ザックに替え、とりあえず40代3人は西穂道標、60代3人は丸山を目指し、いざ出発!と登り出したものの、寝ていないうえ、さっき飲んだ酒がきいている・・「ちょっとやばいかも・・う〜っ呼吸がしんどい・・(その上睡魔も襲う)」
40代おっさん達3人はまるでヒマラヤ登山の様な重い足取りでしか登れず、5分登って3分休むという具合で休んでいると、道標から下ってくる登山者達「がんばってくださいねぇ!」と優しく挨拶されるが、その人たちは確実に60歳以上の女性や、小学生・・「う〜なさけなかっ!・・、ち、ちくしょ〜!!しんどい!眠い!」へたれたおっさん3人は何度も休みながらも登っていると、遠く視界に西穂道標、そしてその向こうに西穂高岳!が入ってきた。
ザレた道を1時間ほど行き森林限界、ハイマツ帯を越えとうとう目の前に西穂道標が!
言葉にすると「うぅっ〜わっ!!」でしょうか?
やっと現れたガレた岩稜に福ちゃん、杉もっちゃんの顔は緩みっぱなし、ボクも興奮!
福ちゃん、杉もっちゃん、そしてボクの順番で岩を登り出したのだが、途中で下を見てしまい、その高度に恐怖感が襲い岩におもわずしがみつく!「しまった!ボクはプチ高所恐怖症だったのだ・・(汗)」
なんとかだまし、だまし西穂道標に!眼下には上高地そして、目の前には西穂ピラミッドピーク、西穂高岳、ジャンダルム、奥穂に前穂3,000M級の名峰達!Great!!
ここから西穂高岳までは約1時間半,往復3時間、道もかなりの上級コースなので今の3人には時間と体力的に絶対無理という事で、しばらく絶景を楽しみ山小屋まで下山。
山小屋泊は去年の白山室堂の山小屋のギュッ、ギュー詰めの部屋で覚悟はできていたのだが、今回もやはり8畳ほどの部屋に16〜18人(布団は3人で2枚、畳部屋2列布団敷き!超狭い!)(しかし布団を見ると睡魔が襲う・・もう35時間は寝ていない・・)
「まあ仕方ない・・消灯までに酔っぱらって、速攻に寝たろ・・」テント泊予定だった3人少し気を落としつつも、食事までのひとときデッキで軽く一杯!3時過ぎになると山小屋の外はダウンを着て丁度よい具合の気温で、ビールよりもウイスキーがとても美味かった。
5:30〜6:00夕食
6:00過ぎにあの恐ろしく狭〜い2Fの部屋へ・・
ボクは壁から2番目の布団だったのだが、「きみの隣はたぶん誰もいないよ!」という平松さんの言葉に(小さくガッツポーズ)自分の寝床を確保し(かけ布団、いびき騒音防止のipodなど)ふと横になった瞬間・・・「あっ〜・・睡魔が・・ねむたい・・意識がなくなってゆく〜..」何年ぶり、何十年ぶりに6時に寝てしまった。部屋は暖房がかかりとても暑く、その暑さで16〜18人(何人寝ているか解らないくらいぎっしり)おやじの汗、汗、いびき、寝言、漂う加齢臭、
「う〜、暑い、臭い、」思わず掛け布団を誰もいないはずの壁側にどけると、布団が顔面に戻ってきた。暗い中、目をこらし壁側を見るとボクの顔から10cm位のところに見知らぬオヤジの顔が・・(ぎょっ!たしか隣は誰もいなかったのに・・)堪えきれず反対に寝返るとまた10cm程のところに杉もっちゃんの顔が・・(う〜両側のおっさんの寝息がボクの頬にあたる・・足元の布団も暑い・・)足元の布団を足でどけようとすると、反対側に足合わせで寝る誰かが足をからめてくる!「勘弁しておくんなまし・・」我慢できずに起きるとまだ11時・・トイレでも行こうと部屋を出て1Fに降りると,ロビーで福ちゃんがビールを持ってうろうろしていた。「何しとんの?」「星がめっちゃきれいやで見にくとこなんやわ!」
福ちゃんと一緒に山荘前のデッキに出て夜空を見上げて思わず絶句!「お〜!天の川や!」
満天の星の下、福ちゃんはビールを美味そうに飲み、葉巻を一服・・「ええな山は!」
ダウンを着込む福ちゃん、ボクはTシャツだったので10分程でまたあの「満員電車の様な、おやじ達の部屋」へ〜知らぬオヤジと杉もっちゃんの狭い間に入り睡眠!
翌日5:00起床ー5:30朝食ー6:30頃下山ー8:00ロープウェイ
ロープウェイ途中駅でビールタイム
最後はふもとの新穂高温泉深山荘で露天風呂タイム!(かけながしだよ〜ん)
この露天風呂は川と風呂がひっついているので、熱くなれば川で泳げるいい温泉ですよ。
(福ちゃんはほとんど川で泳いでいた。)
今回行けなかった[SEB・山岳宴会部]の松井隊長、こうちゃん、西やんと次回は是非、西穂高岳山頂を目標にリベンジしたいと、ひそかにおもうのでありました。
ロープウェイは8時運転開始だが、混雑必至という事で
重いザックを背負い取り急ぎロープウェイ乗り場へ..・・しかし、乗り場は我々一番乗りで
人っ子ひとり無し・・
「ホントに混雑するぅん?誰もまだおらんし・・これならちょっと寝れたんちゃうん・・」
ロープウェイ始発時間までまだ2時間・・退屈じゃ!
とりあえず福ちゃんとザックからバーナーを出し、肉を炒める。
肉をつまみにビールをブシュッ!「今回、松井隊長達はいなくともここはやっぱりSEB!」
福ちゃん、杉もっちゃん、ボクと待ち時間にビール2本づつ飲む。
睡眠時間無しの、どうぞ、こうぞ2時間も過ぎ、
いよいよ新穂高ロープウェイに!
乗り場のザック計量でボクが19k,福ちゃん17k,杉もっちゃん16k、「山小屋泊にこの重量は睡眠不足の身体にはちょっときついかもしれんなぁ・・」
(ちなみに3人とも重いザックの中はほとんど飲食物なのだ!)
天気は快晴!ロープウェイが下り口に近づくにつれ風景が一転、写真で見た事のある北アルプス名山達が
雄大な笠ケ岳 |
奥には槍ケ岳! |
西穂道標から西穂高岳 |
「ん〜〜!めっちゃ血沸き、肉踊るぅでぇっ!!」
9:00 登山口・長老組を先頭にゆっくりとしたペースで登山開始
登山口から西穂高山荘までは起伏の少ない初心者コースなのだが、寝ていない上に荷物が重い!顔は笑って腹で泣くとはこの事か・・きつっ!
11:00長老組のペースでようやく1時間半のコースを2時間かけ山荘到着
楽しい昼食 |
ボクは定番のマルシンハンバーグに超あらびきソーセージを炒める・・杉もっちゃんはフリーズドライの釜飯(これは美味かった)に紹興酒、なんと最年長の平松さん(67歳後半)はウイスキーボトルままに自分で作ったレモン酒につまみたくさん!「SEB(山岳宴会部)もびっくり!」やはり、つかのまのこの時間は最高である!したたか酔い(プラス睡魔が・・)、腹もふくれ(プラス睡魔が・・)、
13時頃ようやく重い腰をあげ、小ザックに替え、とりあえず40代3人は西穂道標、60代3人は丸山を目指し、いざ出発!と登り出したものの、寝ていないうえ、さっき飲んだ酒がきいている・・「ちょっとやばいかも・・う〜っ呼吸がしんどい・・(その上睡魔も襲う)」
目前の山の向こうに西穂道標が見えてきた |
ザレた道を1時間ほど行き森林限界、ハイマツ帯を越えとうとう目の前に西穂道標が!
ガスの中から西穂道標が |
こんなに角度はないけど恐い岩場 |
岩場を前に笑み一杯福ちゃん |
福ちゃん、杉もっちゃん、そしてボクの順番で岩を登り出したのだが、途中で下を見てしまい、その高度に恐怖感が襲い岩におもわずしがみつく!「しまった!ボクはプチ高所恐怖症だったのだ・・(汗)」
手前-ピラミッドピーク・真ん中-西穂高岳・奥-ジャンダルム |
猿ですか? |
へたれですか? |
ここから西穂高岳までは約1時間半,往復3時間、道もかなりの上級コースなので今の3人には時間と体力的に絶対無理という事で、しばらく絶景を楽しみ山小屋まで下山。
山小屋泊は去年の白山室堂の山小屋のギュッ、ギュー詰めの部屋で覚悟はできていたのだが、今回もやはり8畳ほどの部屋に16〜18人(布団は3人で2枚、畳部屋2列布団敷き!超狭い!)(しかし布団を見ると睡魔が襲う・・もう35時間は寝ていない・・)
「まあ仕方ない・・消灯までに酔っぱらって、速攻に寝たろ・・」テント泊予定だった3人少し気を落としつつも、食事までのひとときデッキで軽く一杯!3時過ぎになると山小屋の外はダウンを着て丁度よい具合の気温で、ビールよりもウイスキーがとても美味かった。
5:30〜6:00夕食
6:00過ぎにあの恐ろしく狭〜い2Fの部屋へ・・
ボクは壁から2番目の布団だったのだが、「きみの隣はたぶん誰もいないよ!」という平松さんの言葉に(小さくガッツポーズ)自分の寝床を確保し(かけ布団、いびき騒音防止のipodなど)ふと横になった瞬間・・・「あっ〜・・睡魔が・・ねむたい・・意識がなくなってゆく〜..」何年ぶり、何十年ぶりに6時に寝てしまった。部屋は暖房がかかりとても暑く、その暑さで16〜18人(何人寝ているか解らないくらいぎっしり)おやじの汗、汗、いびき、寝言、漂う加齢臭、
「う〜、暑い、臭い、」思わず掛け布団を誰もいないはずの壁側にどけると、布団が顔面に戻ってきた。暗い中、目をこらし壁側を見るとボクの顔から10cm位のところに見知らぬオヤジの顔が・・(ぎょっ!たしか隣は誰もいなかったのに・・)堪えきれず反対に寝返るとまた10cm程のところに杉もっちゃんの顔が・・(う〜両側のおっさんの寝息がボクの頬にあたる・・足元の布団も暑い・・)足元の布団を足でどけようとすると、反対側に足合わせで寝る誰かが足をからめてくる!「勘弁しておくんなまし・・」我慢できずに起きるとまだ11時・・トイレでも行こうと部屋を出て1Fに降りると,ロビーで福ちゃんがビールを持ってうろうろしていた。「何しとんの?」「星がめっちゃきれいやで見にくとこなんやわ!」
福ちゃんと一緒に山荘前のデッキに出て夜空を見上げて思わず絶句!「お〜!天の川や!」
満天の星の下、福ちゃんはビールを美味そうに飲み、葉巻を一服・・「ええな山は!」
ダウンを着込む福ちゃん、ボクはTシャツだったので10分程でまたあの「満員電車の様な、おやじ達の部屋」へ〜知らぬオヤジと杉もっちゃんの狭い間に入り睡眠!
翌日5:00起床ー5:30朝食ー6:30頃下山ー8:00ロープウェイ
ロープウェイ途中駅でビールタイム
ごきげんな露天風呂 |
この露天風呂は川と風呂がひっついているので、熱くなれば川で泳げるいい温泉ですよ。
(福ちゃんはほとんど川で泳いでいた。)
今回行けなかった[SEB・山岳宴会部]の松井隊長、こうちゃん、西やんと次回は是非、西穂高岳山頂を目標にリベンジしたいと、ひそかにおもうのでありました。
温泉横の川で、福ちゃん泳ぐ |
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